リュクスフェイクファー毛糸で編むベストの編み方、
こちらはS-Mサイズのパターンになります。
※すっきりと着たい方向けです。
ゆったりサイズのM-Lサイズはこちら。
私の編んだ作品の中でも、お客様からのお問い合わせの多い、
リュクスフェイクファーで編んだベストの編み図をご紹介します!!
2サイズ分の編み図を作成したので、
混乱しないよう(自分がですね(笑))、ブログ記事も2つに分けました。
左:S-Mサイズ(すっきり) 右:M-Lサイズ(ゆったり) |
前はオープンスタイルで、S-Mサイズはコンパクトなシルエットのタイプです。
サイズは、自分は普段Lサイズ着用が多いですが、このベストはS-Mサイズでも普通に着れます。
せっかくのハンドメイドなので、丈はお好みで長くしたり、短くしたり調整しても。
幅も1・2目だったら均等に追加してみても。
3目以上増やしたい場合はM-Lサイズの編み図を参考にしてください。
棒針編みに関してはまだまだ模索中の身ですので、
至らない点などあるかと思いますが、なるべく簡単に編めるように工夫したつもりですので
良かったらご覧ください。
(基本的な編み方自体はGoogle先生にお尋ねくださいますようお願いします)
リュクスフェイクファーで編むベスト
★S-Mサイズの場合★
S-Mサイズ:編み図は下の方にあります
【用意するもの】
リュクスフェイクファー 6玉(1玉50g)
とじ針
段数マーカー
メジャー
【出来上がりサイズ】
身頃幅 約44cm (外囲約88cm)
着丈 約53cm
【ゲージ】
7mm棒針 ガーター編みで
10cm角:9目×15段
(10段が約6.5cm)
※ファーはゲージが図り辛い為、上記ゲージは数段編んだのち、
棒針にかかっている編み目を数えたゲージになります。
※10段ほど編んで希望通りの幅になっているか、確認してみてください。
【編み方 後ろ身頃 1枚】
手持ちの使いかけのリュクスフェイクファーを使用した為 つぎはぎカラーになっています |
<1段目>
指でかける作り目で40目作ります
<2~39段目>
ガーター編み(各段、編地を裏返して常に表編みをする)
39段目の両端に段数マーカーをつけます(仕上げで脇を閉じる際の目印として)
※段数が数え辛いので、長さ(25cm)で測っても。
10段ごとに段数マーカーなどで印をつけておくのもおすすめです。
1段目の糸端が右にあるとき=偶数段ですので、ちょっとわからなくなった時の助けになるかも!?
<40~45段目>
両サイドで目を減らします(下記手順で)
①1目表編みを編んだら2目一度に編みます(右上2目一度)
②その段の終わり3目手前まで表編みを編みます
③次の2目を2目一度に編みます(左上2目一度)
④残った1目は表編みを編みます
①~④を計6段分繰り返します。
※2目一度の部分はファーで埋もれて見えないので、左右こだわらずとも編みやすい編み方で編んでも大丈夫です。
<46~81段目>
ガーター編み
<82段目>
長さが53cmになっていることを確認してから、
下記、AかBどちらかお好みの方法で。
【A】 巻きかがりで肩部分を前後身頃つなぐ場合
全て伏せ止めをします
【B】 休み目の部分をメリヤスはぎで前後身頃つなぐ場合
8目休み目 - 12目伏せ止め - 8目休み目 とします
(休み目の部分に、余っている棒針や、ステッチホルダー、なければ別色の毛糸を通しておくなどしてひとまず置いておきます)
【編み方 前身頃 同じ物を2枚】
ボーダーにする際などは裏表の概念が出てきますので、 色を変えながら編まれる際は、 1枚は偶数段で色を変える、 もう1枚は奇数段で色を変える ようにすると良いと思います。 |
★左右関係なく、同じものを2枚で大丈夫です。
<1段目>
指でかける作り目で20目作ります
<2~31段目>
ガーター編み(各段、編地を裏返して常に表編みをする)
※以降、下記段数の指定の無い段はガーター編みで。
<32・36段目>
編地の終わり側で目を減らします(下記手順で)
①その段の終わり3目手前まで表編みを編みます
②次の2目を2目一度に編みます(左上2目一度)
③残った1目は表編みを編みます
<40段目>
伏せ止めを3目編み、続けて表編みを最後まで編みます
<41・42・43・45・48・54・60段目>
32・36段目と同様に目を減らします
60段目で、目数は8目になります
<61~81段目>
ガーター編み
<82段目>
長さが53cm(後ろ身頃と同じ長さ)になっていることを確認してから、
下記、AかBどちらかお好みの方法で。
【A】 巻きかがりで肩部分を前後身頃つなぐ場合
全て伏せ止めをします
糸端は30cmほど残して切ります。
【B】 休み目の部分をメリヤスはぎで前後身頃つなぐ場合
8目休み目 とします
(休み目の部分に、余っている棒針や、ステッチホルダー、なければ別色の毛糸を通しておくなどしてひとまず置いておきます。)
糸端は40cmほど残して切ります。
【仕上げ 肩部分のはぎ】
【A】 巻きかがりで肩部分を前後身頃つなぐ場合
前身頃の前後左右間違えないように、後ろ身頃と前身頃を合わせ
肩部分8目分(約9cm)をとじ針を使って巻かがりでつなげます。
【B】 休み目の部分をメリヤスはぎで前後身頃つなぐ場合
前身頃の前後左右間違えないように、後ろ身頃と前身頃を合わせ
8目(編み図の☆印部分)メリヤスはぎでつなげます。
メリヤスはぎ、苦手だったのですが、
kitchener stitch(キッチナー ステッチ)というはぎ方を知ってから失敗なく出来るようになりました!!
こちらば別記事にしようと思っていますので、
今しばらくお待ちください!
【仕上げ 両脇部分】
下から5cm程度を残して、とじ針を使って巻かがりでつなぎ合わせます。
糸始末をして完成!!!
★完成後に、ぜひ、ブラシなどで表面を優しくとかしてください。
埋もれていた毛が出て、ふんわり感が増しますよ。
リュクスフェイクファー 毛糸で編む ベスト S-Mサイズの編み図です
※ ご注意事項 ※
こちらで紹介している編み図は全て毛糸ズキ!& Guild by PODに著作権がございます。個人の作品作りのご参考にしていただければという意向で作成しております。
編み図の転載・販売は禁止いたします。
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(編み図をご利用になり、ご自身で編まれた作品の公開や販売等はご自由にどうぞ!)
編まれた作品をSNSで公開する際は、#guildbypod のタグなどをつけていただけたら嬉しいです!
今回、エクセルで作成したもので、画像に変換する技術が無くPDFとなっています。
★リュクスフェイクファー毛糸、6玉以上ご購入の際、印刷した編み図(A4サイズ)ご希望の方は、ご注文時のご要望欄に「ベスト編み図希望」とご記入ください。
同梱させていただきます。
※編み図単独での送付は行っておりません。
リュクスフェイクファー毛糸 |