輪に編む際の段ごとの引き抜き編みをする場所-細編みの場合

輪に編む際の段ごとの引き抜き編みをする場所

細編みの場合です。
Tシャツヤーンを使った画像でご説明しますね。


Guild by P.O.D. 毛糸ズキ! 引き抜き編みをする場所 Tシャツヤーン解説
1周編み終わって引き抜き編みをしようかな、というところの写真です

写真内、

黄色の囲い部分:前の段の引き抜き編みです

青色の囲い部分:その段の立ち上がりのくさり編み部分です

ピンクの囲い部分:その段の1目めの細編みです

紫色の囲い部分:前段の1目めだった場所です(この目に、囲いの部分の引き抜き編み鎖編み1目めが入っています)

※1目めの頭に白い針金を目印として付けています


1周は、目印の位置から3目め(に見える)のところが最後の目となります。
写真の状態で、1目めの頭(白い針金が通っているところ)に引き抜き編みをしてください。

尚、目印はすぐには外さずに、
立ち上がりのくさり編みをした後の1目めを編む際も使用します。(目印のところに細編みの1目めを編みます。)
1目めを編んだら、その1目めの頭に次の段用の目印として移しかえておきます。


目印は、通常の毛糸では、段数マーカーなどを使用しますが、
Tシャツヤーンなどの太い糸の場合だと通らないこともあるので、
糸の切れ端や、袋やコードを留める針金など身近なもので結構なので、代用してください。


段が斜めにずれてしまう原因

①引き抜き編みの位置が違う

②1周の終わりの位置が違う
(編みすぎていることが多いです/写真内の黄色の囲い部分まで編まれてしまう方が多いです)

③1目めの細編みの位置が違う
(引き抜き編みをした目と同じ目に細編みを編んでください)

がほとんどかな?と思います。

(ただし、バッグなどのように輪に編んでいく場合、少しずつ立ち上がり部分は斜めになってしまうものなので、あまり気にし過ぎないことも大切です^^)

ちょっと面倒に思うかもしれませんが、是非目印を活用してみてくださいね♪



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